2010年著作リスト
¥1,680全ての事件は、DNAが解決する――。犯罪防止のため受刑者や国民のDNA情報の管理が可能となるDNA法案が国会で可決し、警察庁はDNA捜査システムを導入。警察庁特殊解析研究所主任・神楽龍平が操るこのDNA捜査システムは、現場の刑事を驚愕させるほどの正確さを持って次々と犯人を特定。検挙率が飛躍的に上がる中、科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。警視庁捜査一課の浅間は、神楽のもとへ訪れ、遺留品のDNA解析を依頼する。事件は、いつものように簡単に解決されるはずだった。だが、DNA解析の結果は『Not Found』。犯人は、この世に存在しないのか?この未解決事件は『NF13』と呼ばれ、神楽や浅間らを翻弄する。時を同じくして、新たな殺人事件が発生。殺されたのは、なんとDNA捜査システムを発明した天才数学者・蓼科早樹とその兄・耕作であり、神楽とは友人の二人だった。「『NF13』について話がある。」そう神楽に言い残し、伝えることのないまま命を失った二人。彼らは、なぜ殺されたのか?神楽に何を伝えたかったのか?後悔と悲しみの中、現場に残された毛髪を解析した神楽は、特定された犯人データに打ちのめされる。......『RYUHEI KAGURA 適合率99.99%』
追う者から追われる者へ。信じられるのは、科学か、自分か――。浅間の協力のもと、やがて神楽が掴んだ『プラチナデータ』という謎の言葉。そこに隠された陰謀とは。衝撃の事実が待ち受ける渾身のサイエンスミステリー!!
¥1,995花ちゃんこと英一の両親、花菱夫妻が、結婚20周年を機にマイホームを購入した。でもそれは普通の家ではなくて...。表題作をはじめ「世界の縁側」「鉄路の春」など、連作全4編を収録した現代エンターテインメント。
もう会えないなんて言うなよ。
あなたは思い出す。どれだけ小説を求めていたか。
講談社創業100周年記念出版
第1話 小暮写真館
世の中にはいろいろな人がいるから、いろいろな出来事も起きる。なかには不思議なこともある。
第2話 世界の縁側
人は語りたがる。秘密を。重荷を。
第3話 カモメの名前
「電車は人間を乗せるものだ。鉄道は人間と人間を繋ぐものだ。だから鉄道を愛する者は、けっして人間を憎めない」
第4話 鉄路の春
――僕はこの人を守らなくちゃいけない。
¥1,470印章店を細々と営み、認知症の母と二人、静かな生活を送る中年男性。ようやく介護にも慣れたある日、幼い子供のように無邪気に絵を描いて遊んでいた母が、「決して知るはずのないもの」を描いていることに気付く......。三十年前、父が自殺したあの日、母は何を見たのだろうか?(隠れ鬼)/共働きの両親が帰ってくるまでの間、内緒で河原に出かけ、虫捕りをするのが楽しみの小学生の兄妹は、ある恐怖からホームレス殺害に手を染めてしまう。(虫送り)/20年前、淡い思いを通い合わせた同級生の少女は、悲しい嘘をつき続けていた。彼女を覆う非情な現実、救えなかった無力な自分に絶望し、「世界を閉じ込めて」生きるホームレスの男。(冬の蝶)など、6章からなる群像劇。大切な何かを必死に守るためにつく悲しい嘘、絶望の果てに見える光を優しく描き出す、感動作。
¥1,890ロシア圏専門の旅行代理店を営む関口卓也は、美貌の女性タチアナ・クリヤカワ(ターニャ)をアテンドすることになる。だがターニャが日本に来た目的は、自分の妹を殺したヤクザへの報復だった。事件に巻き込まれた卓也はターニャと逃亡をはかるが、組長を殺された舎弟・藤倉奈津夫の執拗な追い込みをかけられるはめに。一方、事件の捜査を担当することになった警視庁組織犯罪対策部の寒河江は、やがて、全く見えない事件の本質と日本で暗躍するロシアン・マフィアの動向に注目していくのだが...。東京、新潟、そして稚内。1000km以上に及ぶ極限の逃亡劇の結末は―?警察小説の名手の新境地!会心の長編クライム・サスペンス。

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